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 以前、こんなtweetをしたことがある。  
 タクシー運転手は、仕事中に110番する機会が結構ある。
 俺も、5年近いタクドラ生活の中で何度か警察を呼んだことがある。

 事故の時とか、実車で目的地に到着したもののお客が寝込んでいて呼びかけても起きない時とか(たぶんこのケースが一番多い)。

 幸い、事件で110番したことはほとんどない。

 で、我々の仕事の性質上、まったく未知の土地で110番をする羽目になる可能性も普通にあるわけで、そういう場合に自販機に貼ってある住所表示のステッカーが役に立つわけだ。

 以上、前振り終わり。ここからが本題。

 

 警視庁のサイトを見ていたら、自販機のステッカー以外にも110番係員に現在地を伝えられる仕組みがあることを知ったので、自分用の備忘録として記載しておく。

 ※下記の画像は警視庁HPから引用



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2


3
4


 標識や電柱、信号機にふられている番号。

 これを伝えれば、110番受付の警察官は即座に現在地を把握できるというわけだ。

 ……などと言ってるが、こんなのがあるの今まで知らなかった。

 二種免許の教習でも学ばなかったし、会社やタクシーセンターの研修でも一切出てこなかった。むろん、一種の教習でも学んだ憶えはない。

 ……というわけで、近所を少し歩いて現物を見てきた。


IMG20210320082709

 標識の管理番号。

 イラストの通り、「(三桁の番号)‐(六桁の番号)」が付けられている。
 真ん中にmとpとdを繋げたようなマークがあるのも同じ。

 これまで意識したことなかったけど、この管理票ってそこらじゅうの標識に貼ってあるんだな。


IMG20210320162129

 信号機の管理番号。
 これも番号の桁数はイラストと同じ。

 写真に写っているボックスは茶色だけど、街で見かけるのはネズミ色がほとんどだね。

 設置位置は、イラストほど高くはない。


IMG20210320161702

 電柱の管理番号。
 これは思ったより高い位置にある。

 これもイラスト通り、地名を略したと思しき漢字二文字に三桁の数字がふられている。

 外に出てこれらを見て思ったのは、「何か起こって気が動転した状態で現在地を事細かに説明するのは不可能なので、110番するなり『標識の管理番号〇〇〇‐〇〇〇〇〇〇の位置にいるので、すぐに来てください!』て言うのが手っ取り早い」ということ。

 知ってる人あんまいなさそうに思えるんで、参考までに。 

 
まあ、110番するような事態にならないのが一番いいんだけどね。